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マウスピース矯正とは|治療期間や費用について

「マウスピース矯正」は、そのお手軽さから実施者が増えつつある矯正歯科(歯列矯正)です。矯正歯科(歯列矯正)に用いる「マウスピース」は、スポーツ選手などが用いる歯の保護用の「マウスピース」ではなく、歯を動かして歯並びを良くするために、歯に圧力がかかるように微妙な調整を行って作られた矯正歯科(歯列矯正)専用の「マウスピース」です。この「マウスピース矯正」は、取り外しが可能であることと、「ワイヤー矯正」のように歯に取り付けられた金属が目立ったりしないので人気の矯正方法の一つです。また、「マウスピース矯正」中には「ホワイトニング」も行えるとともに、「ワイヤー矯正」のように「ブラケット」周辺に虫歯が出来たなどということもありません。

マウスピース矯正はこのようにして始まった

「マウスピース矯正」は1997年にアメリカで誕生しました。作ったのはZia Chishti氏で、これまでの「ワイヤー矯正」に変わる矯正歯科(歯列矯正)法として「マウスピース矯正」を考案し、その矯正歯科(歯列矯正)用の「マウスピース」を作れるプログラムを開発したのちに、1997年にアライン・テクノロジー社を設立しました。この「マウスピース」は、「インビザライン・システム」と言い、1998年にアメリカのFDAから認可され、1999年から販売を開始しました。その後、「マウスピース矯正」は世界中に広がり、様々な改良が加えられたり、様々な素材が開発されたりして現在に至っています。もともとは、歯の動く状態をシミュレーションするソフトウェアが「マウスピース矯正」の基本ですので、より高度なシミュレーションができるようになった今日では、非常に精密な「マウスピース」が作成できるようになったために、有効な矯正歯科(歯列矯正)が可能となっています。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。両方を把握したうえで選ぶことが大切です。

メリット

メリット①審美性が優れている

一般的な矯正器具は歯に金属の装具を装着するため、見た目が悪いです。しかし、マウスピース矯正は透明のマウスピースを使っているので、装着していても目立たず審美性に優れています。

メリット②装着時の痛みや違和感が少ない

金属のブラケットを装着する歯列矯正の場合、ワイヤーを装着する際に痛みを感じてしまうことがあり、また慣れるまでは違和感があります。マウスピース矯正であれば、そのような痛みや違和感がほとんどないので快適に歯並びを整えることができます。

メリット③取り外しが可能

マウスピース矯正のマウスピースは自分で取り外すことができます。食事の際は、取り外すことで治療のストレスを軽減することができます。

デメリット

デメリット①1日20時間程度の装着をする必要がある

長く装着していればしているほど早く歯列矯正の効果が現われます。マウスピース矯正は取り外すことができる為、頻繁に取り外していると効果が現れるまでに時間がかかることがあります。

・デメリット②通院の回数が多い

定期的に歯型の採取が必要となる為、通院回数が多くなります。忙しくて通院する時間を作るのが難しいという人にとって負担になる可能性があります。

・デメリット③虫歯のリスクが高まる

マウスピース矯正を行うと、歯に唾液がつかなくなってしまい、虫歯のリスクが高まります。毎日のオーラルケアをしっかり行うことで、虫歯リスクを軽減することができます。

マウスピース矯正の種類と値段

「マウスピース矯正」を行う場合には、初診、精密検査、歯型作成、「マウスピース」作成などの費用が必要になります。「マウスピース矯正」は、歯の動きに合わせて「マウスピース」をいくつも作成するので、作製した「マウスピース」の数により値段が変動します。「マウスピース矯正」にかかる矯正歯科(歯列矯正)の費用は上の歯と下の歯合わせて80万円ほどであると言われていますが、複雑な歯並びになればなるほど、矯正する際に作成する「マウスピース」の数が多くなるために、複雑な歯並びの「マウスピース矯正」の値段は作成する「マウスピース」の数が増えるので治療費は高くなります。しかし、「マウスピース矯正」は長い距離を動かしたり、抜歯が必要となるような複雑な歯並びの矯正にはあまり向いていないため、複雑な症例ですと無理に「マウスピース矯正」ではなく、別の矯正方法を選択したいところです。

マウスピース矯正の種類

マウスピース矯正に用いられるマウスピースは様々な種類があります。代表的なものの費用や特徴を紹介します。

種類①インビザライン 費用75万円~

世界的に見て最も普及しているマウスピースで、これまで300万人以上の実績を誇っています。三次元画像技術を用いて、正確に歯の移動をシミュレーションしてマウスピースを成型します。

種類②アソアライナー 費用40万円~

日本製のマウスピースで、日本国内では最も普及率が高いです。日本の歯科技工所で作られているため、治療を迅速に始めることができます。10日ごとにソフト、ミディアム、ハードというように硬さを強めていくのが特徴です。

種類③DENマウスピース 40万円~

1日8~10時間だけの装着で治療を行うことができるので、就寝時に装着しているだけで矯正することができます。様々な症例に対応することができますが、難症例の場合は治療費が100万円を超えるなど高額になることもあります。

マウスピース矯正でかかる治療期間

「マウスピース矯正」に必要な矯正歯科(歯列矯正)の期間は一般的な「ワイヤー矯正」に比べると予想しにくく、期間に幅が出てくると思われます。この原因は、「マウスピース」は取り外し可能ですので、一日の内、取り外す時間が長くなれば、必然的に歯が元に戻ろうとするので矯正歯科(歯列矯正)完了までの期間が長くなります。一般的に「マウスピース矯正」は最低でも一日17時間以上装着するようにし、理想では1日20時間以上の装着が望まれます。このため、すきっぱを矯正するなどの軽度の矯正であれば、治療期間は半年程度で済みますが、「マウスピース」を取り外す期間が長ければ軽度な矯正であっても半年以上かかることになります。また、「マウスピース矯正」の特徴として、「マウスピース」の性質上、大きい段差には強い力をかけやすいですが、細かい段差には強い力をかけにくいので、歯がある程度動いた後の微調整が苦手であるため、微調整を行う場合には時間がかかる場合があります。

  • 監修医武本 雅彦
  • 医院名:武本歯科クリニック
  • 住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町1-28-3
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