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インプラント手術|手術の流れや処置時間について

インプラントは、歯の欠損を補う治療法の中でも特に機能面に優れた治療法として知られていますが、同時に相応の規模の手術を伴います。ここでは、インプラント治療およびその前後の過ごし方について簡単にまとめてみました。

インプラント手術の数日前の過ごし方

インプラントの手術を受けるにあたって、まず「体調」に気を配る必要があります。体調に気を配り、手術当日に体調不良を引き起こさないことが重要です。理由としては主に2つ挙げられ、まずインプラントの手術後の傷の治りを早めるためです。インプラントでは手術を行い、その傷が治るまで次の段階に進めないという特徴があります。

もう一つは手術中の問題です。インプラントの手術は当然ながら口腔内の手術ですから、口を大きく開けておく必要があります。その際、鼻での呼吸ができないとかなり苦しいことになるのですが、手術前に風邪などひいて鼻が詰まってしまうとかなり辛い状況で手術を受けなければならず、場合によっては手術に悪影響となります。次は「タバコ」をやめることです。タバコを吸うことは血流障害を起こすリスクを高めるのですが、それによってインプラントの土台が顎の骨にうまく結合せず、また傷口が細菌感染を起こしやすくなります。せっかく埋め込んだインプラントが抜け落ちたり、手術で抜かなければならなくなる可能性があるのでタバコは吸わないようにしましょう。

このように、インプラントの手術においては万全の状態で臨めるようにしましょう。決して難しいことではなく、ちょっとした注意だけで片付くものばかりです。

インプラント手術当日の過ごし方と治療の流れ

インプラントの手術は大きく2回の段階に分かれていることが多いです。大まかには「インプラントの埋め込み」「インプラントと人工歯の接続のための部品の取り付け」を、それぞれの工程で行います。

まず、麻酔をかけてインプラントを埋め込む部分の顎の骨に穴を開けます。その穴の中にチタン製のインプラントを埋め込みます。チタンは骨と結合する性質があるので、時間を置けばしっかりと顎骨と一体化して固定することができます。期間には個人差がありますが、おおよそ3か月~6か月ほど時間がかかります。

手術当日の手順は?~手術の流れ~

施術はどのような流れで行われるのでしょうか。予め確認して準備をしておきましょう。

1 健康状態を確認する。

インプラントは体に負担が大きい手術です。健康状態によって安全性が大きく変わりますので、手術前や当日に体調が悪くないか確認します。

2 口腔内を清潔にするクリーニング

口腔内に細菌が残っている状態で手術をすると、後々インプラント周囲炎などのトラブルが発生してしまいます。歯科衛生士が口腔内を綺麗にクリーニングして、安全に手術ができる状態を整えます。

3 麻酔を行う

インプラントの手術は歯茎を切開するため、麻酔をして痛みを感じないようにします。麻酔は一般的な歯科治療で使われる麻酔のため、特別強い痛みを感じることはありません。

4 歯茎を切開する

インプラントを埋入する場所の歯茎を必要な範囲だけ切開します。そして、インプラントを埋め込めるように骨を整形します。

5 骨に穴を開ける

埋め込む方法をガイドドリルで決めて、ドリルを使って最適な深さまで骨に穴を開けます。そして、穴の深さや方向を確認しつつ、インプラントが入れられる太さにまで穴を広げます。

6 インプラントを埋め込む

滅菌消毒しているインプラントを、専用の器具を用いて穴に埋め込んでいきます。二回法の場合はカバースクリューを取り付けて、歯茎を縫合します。一回法の場合はアバットメントの一部を歯肉の上に露出させたまま骨とインプラントが固まるのを待ちます。

7 リカバリー

術中は体力を消費するので、術後は回復するまで体を休めます。静脈鎮静法で手術をした場合は、意識がはっきりするまで休む必要があります。

8 術後の注意点の説明を受け、帰宅

術後の過ごし方など注意点を受けた後、帰宅となります。入院の必要はなく、その日のうちに帰宅することができます。

インプラントがきちんと顎の骨に結合したら、次の段階に入ります。インプラントを埋め込んだ部分の歯茎を切開してインプラントの頭部を露出させます。インプラントの頭部に「アバットメント」と呼ばれる、インプラントと人工歯を接続するための部品を取り付けて完了です。その後は人工歯の型どりと作製に入りますが、その前に歯茎の治癒を終わらせておく必要があります。

インプラント手術後の過ごし方

手術を伴うインプラント治療は、手術後の過ごし方にも気を配る必要があります。まず「歯磨き」についてですが、これは医師の方から説明があると思いますのでそれに従って歯磨きを続けます。もし、何の説明もなかった場合はきちんと問い合わせをしてもらいたいのですが、歯磨き粉を付けず、手術した部位に歯ブラシが当たらないようにします。

次に「入浴」についてですが、これはできれば手術後数日はシャワーで済ませてもらいたいです。その理由としては、浴槽に浸かると血行が促進されて、傷口の出血を促してしまう恐れがあるからです。同様の理由から「運動」も可能な限り控えてもらいます。

次に「食事」についてですが、刺激の強いものや硬い食べ物、飲酒は控えます。これらはインプラント手術の傷口からの出血や腫れの原因となり、傷の治癒が遅くなるのと痛みに苦しめられることになります。

最後に「喫煙」に関してです。先ほど「血行が良くなるのはインプラント手術後には良くない」と言う話をしましたが、喫煙によって血行が悪くなることもインプラントには良くありません。医師から許しを得られるまでは絶対にタバコを吸わないようにしましょう。

インプラント手術後の痛みや腫れについて

インプラントの手術後、麻酔が切れてくると痛みを感じるようになります。病院から痛み止めが処方されますので、麻酔が切れはじめたと感じたらすぐに服用するようにしましょう。医師の技術によって腫れが生じることもありますが、近年は出来るだけ歯茎を切開しないフラップレス手術などもありますので、腫れを避けたいという方はそのような手術方法を選ぶとよいでしょう。骨を増やす手術をしていた場合や、切開した範囲が広かった場合は腫れが出てしまうことが多いですが、手術後数日ほどで腫れが治まります。

  • 監修医武本 雅彦
  • 医院名:武本歯科クリニック
  • 住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町1-28-3
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