インプラントの種類について知る!最適なものを見つけよう。 kiki DENTAL(キキデンタル)|美容診療コラム

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インプラントの種類について知る!最適なものを見つけよう。

インプラントと一口に言っても、世界中で100種類以上もの種類があり、現在も新たなインプラントシステムの開発が進められています。品質や性能に違いがありますので、納得できる品質のものを選びたいものです。ここではインプラントの種類について詳しく見ていきます。

代表的な形状をチェック!

インプラント治療において最も重要となるのが、骨に埋入するインプラント本体で、人工歯根やフィクスチャーと呼ばれることもあります。このインプラント本体にも様々な形状の種類がありますので、ここでは代表的な4つのタイプを見ていきましょう。

スクリュータイプ

ねじのように、埋入する部分がらせん状になっているタイプです。骨にあける穴が小さい点や、効率よく咀嚼(そしゃく)の力を骨に伝えられる点、表面積の多さによる初期固定の得やすさなどがメリットで、現在最もポピュラーなインプラントと言えます。スクリュータイプのなかでもさらに先が細いテーパータイプと、太さが変わらないストレートタイプと細分化されます。

初期固定とは

インプラント体を骨に埋入して、しっかり固定されている状態が作られていることを初期固定と言います。初期固定が弱いとインプラントに負荷がかかると抜け落ちてしまい、強すぎると血行障害を引き起こして骨ができずに結合しなくなります。強すぎず弱すぎない、ちょうど良い初期固定を得られるかどうかがインプラント治療において非常に重要です。

シリンダータイプ

本体にねじ状のらせんがついていない円筒のタイプで、スクリュータイプと同じくらいポピュラーに使われているインプラントです。らせんが無く表面積が少ないため埋入するのが容易な反面、初期固定が弱いという面もあります。手術後の安定が保てる2回法に適したインプラントと言えます。

バスケットタイプ

スクリュータイプと同じくらせん状のインプラントですが、本体の側面に複数の穴が開いているのが特徴です。穴を開けた分だけ骨と接地する表面積が多くなり、より骨との結合を強くすることができます。穴が開いている分、耐久性が低く、空洞部分に骨を埋め入れることができなかった場合は折れるリスクもありますので、医師の技術がより問われるインプラントです。

ブレードタイプ

平らな板のような形状をしたインプラントで、幅が狭く薄いので骨幅が狭い部分にも使いやすいというのがメリットと言えます。力のかかり方に偏りがあるため破損のトラブルが多く、骨が痩せるリスクもあるため現在ではあまり使われなくなったタイプです。

このようなインプラントの種類があり、さらにこの中からインプラント本体とアバットメントが一体化しているワンピースタイプと、別々になっているツーピースタイプがあります。それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

ワンピースタイプ

メリット

構造がシンプルですので、リーズナブルな価格で治療をすることができます。歯肉の切開が一度で済む一回法で埋入するので、治療期間も短いです。患者の負担が少ないタイプと言えますね。頑丈でほとんど折れることがないというのもワンピースタイプの大きな特徴であり、魅力でしょう。

デメリット

アバットメントとインプラントが一体となっている構造上、埋入する際に方向を間違えてしまうと修正することができません。固定期間に誤って噛みしめるとことでずれが生じてしまい、失敗するリスクも。また、人工歯を取り外して清掃するということができないため、メインテナンスが難しいです。

ツーピースタイプ

メリット

アバットメントが外れるため、後々になってずれが生じた場合でも修正することができます。審美性にも優れており、目立ちやすい場所にインプラントを入れる場合などに適しています。また、取り外して清掃を行えるのでより清潔に運用できます。

デメリット

ねじ部分が折れてしまったり、ねじが緩んでしまったりする可能性があります。接続部分があるため、一体型のワンピースタイプと比べると、どうしても丈夫さが落ちるようです。また、使用するパーツが多いので、その分費用が高めになります。

インプラントには非常に多くの種類があるようです。自分の症状や体質に合ったものを選ぶ必要があるので、どのタイプを選ぶのかまでしっかりと医師と相談したいと思います。

インプラントの素材について知ろう!

歯に埋入するインプラントの素材には数種類あり、素材によって強度が違うので骨との相性が変わります。素材選びの際に知っておきたい特徴をこちらで見ていきましょう。

純チタン

骨との親和性が高くしっかり結合するので脱落やグラつきが起こりにくく、金属アレルギーのリスクが極めて低い安全な素材として広く使われています。サビにくいという点も大きな強みで、インプラント体によく使われる素材です。

チタン合金

純チタンと同じく骨との親和性が高く、骨と一体化するのが特徴です。純チタンよりも強度が高いのにも関わらず、加工性が高いというメリットもあります。

チタン・ニッケル合金

チタンとニッケルを合わせた素材で、純チタンよりも骨との親和性が低く、金属アレルギーが起こるリスクが高いです。しかし、成形しやすく任意の形状に仕上げることができます。

ハイドロキシアパタイト

純チタンよりも骨との親和性が高いというのが最大の特徴で、より強く骨と一体化します。しかし、細菌の感染による抵抗力が低く、歯周病を引き起こしやすいという面もあります。

人工サファイア

酸化アルミニウムという素材のことで、インプラント治療が日本で普及し始めた初期の頃に使用されていました、骨との親和性が低いのでなかなか結合せず、インプラントが安定しにくいです。

インプラントの素材だけでもこれだけ種類があるようです。しっかり骨と結合して、体にも優しい純チタンがポピュラーな素材として使われているのは納得ですね。

  • 監修医宮田 昌和
  • 医院名:デンタルオフィス下北沢
  • 住所:東京都世田谷区代田6-6-1-2F
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