骨が不足していてもインプラント治療ができる?!話題のGBR法とは kiki DENTAL(キキデンタル)|審美歯科コラム

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骨が不足していてもインプラント治療ができる?!話題のGBR法とは

インプラント治療ができない条件はいくつかありますが、最も大きいのは歯槽骨(しそうこつ)が足りないというもの。土台がなくては、インプラントが安定してくれないためです。しかし、GBR法を行なえば足りない骨を作り出せるので、インプラント治療を諦めなくて済む可能性があるのです。

骨不足でインプラント治療を諦めるのは早い!

インプラント治療を受けるためには、いくつかの条件をクリアしている必要があります。
そのうち、重要な条件のひとつが「十分な量の骨があること」です。ここで言う骨とは、歯の根っこを支えている「歯槽骨(しそうこつ)」というもの。歯槽骨はインプラントを支える土台となるものなので、これが不足していてはインプラントを埋め込むことができないのです。

しかし、歯槽骨が不足してしまっている場合でも「GBR法」によって、インプラント治療が可能になる可能性があります。これは簡単に言うと、足りない歯槽骨を作り出すための治療法。
今回は、このGBR法について詳しくみていきましょう。

GBR治療とは?

GBRとはGuided Bone Regenerationの略称で、日本語では「骨誘導再生(こつゆうどうさいせい)」となります。日本語の名称からわかる通り、骨の再生を誘導してあげるための治療です。

骨を再生させたい部分に自分の骨、もしくは人工骨を移植。その後、移植した部分に「メンブレン」と呼ばれる特殊な膜を被せて覆い、骨が再生してくれるのを待ちます。
移植した骨が定着するのではなく、新たな骨が作り出されるのを待つというのがポイント。移植ではないので、自分の骨も人工骨も細かく砕かれた状態のものを使用します。
自分の骨を使用する場合には腸骨(ちょうこつ、骨盤の一部)、もしくはアゴの骨を用いることが多いようです。メンブレンには骨を移植した部分に歯肉が入り込むのを防ぎ、骨の再生を促してくれる役割があります。

骨が再生してくれるまでには、だいたい4~6か月の期間が必要。再生を促すとはいっても、無理やりに再生の速度を速めるような治療ではないので、気長に待ちましょう。また、この期間は治療している箇所にあまり刺激を与えないようにすることが大切。デリケートになっていますので、十分に注意してください。

GBR治療の流れ

ここで、より詳細なGBR治療の流れをみてみましょう。

インプラントを埋める

「骨が再生する前にインプラントを埋めてしまうの?」と思ってしまいますが、ここで埋めたインプラントが支柱の役割を果たしてくれます。また、インプラントを埋めた状態から骨を再生させることによって、骨ができたあとにわざわざインプラントを埋める手術をしなくても済むのです。

足りていない分の骨を足す

インプラントを埋めたら、骨を足したい部分に自分の骨か人工の骨を補ってあげます。仕上げにメンブレンで覆い、ズレてしまわないようにピンで固定して歯肉を戻したら一旦完了です。個人差はありますが、4~6か月ほど骨が再生するのを待ちます。

人工歯を装着する

十分な量の骨が再生され、インプラントが固定されていることを確認できたら人工歯を装着します。
これでGBR法からインプラントの埋め込みまでの治療が完了です。

上記は一例です。特に、人工歯が装着できるようになるまでの期間には個人差があるので注意してください。

PRP法の併用で治療期間が短くなる?

BGR法を行なう際に、治療期間の短縮を目的として「PRP法」が同時に行なわれることがあります。PRP法とはPlatelet Rich Plasmaの略称であり、日本語では「多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)」と言います。
多血小板血漿はとても簡単に言えば濃い血液のことで、自然治癒力を高める効果が期待できるというもの。しかも、多血小板血漿は自分の血液を採血して使うので、拒絶反応の心配がないそうです。
PRPで自然治癒力を高めることによって骨の再生をさらに促進し、人工歯を取り付けるまでの期間を短くしようというわけですね。

ちなみに、若返りに効果的として美容外科業界でも注目を集めているほか、ケガの治療としても注目されているようです。

GBRのメリット・デメリット

GBR法にはメリットがある反面、デメリットがあります。メリットとデメリットをしっかりと把握してから、治療に臨むようにしてくださいね。

GBR法のメリット

・骨が足りなくてもインプラント治療ができる
→今までは、歯槽骨(しそうこつ)の量が十分でなければ、インプラント治療を諦めるしかありませんでした。しかし、GBR法が登場したことによって、歯槽骨が足りないからといってインプラント治療を諦めなくてもよくなったのです。

・インプラントを安定させることができる
→歯槽骨が足りていないのに、GBR法を行なわず無理にインプラントを埋めれば、すぐに不安定になってしまうでしょう。それだけ、インプラント治療においては土台となる歯槽骨が重要なポイントとなるのです。GBR法を行っていれば必要な土台がしっかりと作られるため、長期に渡りインプラントが安定してくれることが期待できます。

GBR法のデメリット

・治療期間が長くなる
→骨の再生期間(約およそ4~6か月)が必要となるので、その分どうしても治療期間が長くなってしまいます。しかし、自然治癒力を高めるPRP法を同時に行なえば、治療期間の短縮が見込めるようです。ただし、PRP法は最新の治療方法であり、どこの歯科医院で受けられるわけではないので注意してください。

・治療後、腫れや痛みがある
→GBR法は手術ですので、どうしても治療後に腫れや痛みを引き起こします。ただ、これはGBR法をせずにインプラント治療を行った場合でも同じこと。必ず鎮痛剤を処方してもらえますので、適切に服用して乗り越えましょう。医師からの注意事項をきちんと守って生活することも大切ですよ。

また、GBR法は高度な技術を必要とする治療法です。適切に、確実に治療をしていかないと細菌感染を引き起こす恐れなどがあります。だからこそ、GBR法を受ける際には慎重に歯科医院を選んでくださいね。

GBRの費用相場はどれくらい?

GBR法による治療にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか?
目安を紹介するので、参考にしてください。

・平均→60,000円~150,000円程度

ただし、地域や歯科医院によって違いがあります。上記の平均に当てはまらない場合もあるでしょう。
そのようなときは、どんな理由で安いのか、もしくはどんな理由で高いのかを確認することをおすすめします。料金設定が曖昧である歯科医院は、避けた方がいいかもしれません。
また、インターネットなどを活用して情報を集めてみるのもおすすめ。自分が住んでいるエリアの平均はどれくらいなのかがわかると、より歯科医院が選びやすくなりますね。

まずは歯科医師に相談しよう!

GBR法を受ける前に、自分である程度知識をつけておくことも大切ですが、まず歯科医師に相談してみることも大切ですよ。
インプラント治療に関してはカウンセリングを実施している歯科医院が多いので、その中でGBR法についても聞いてみるといいでしょう。

骨が足りずに一度はインプラントを諦めてしまった方も、是非検討してみてください。

  • 監修医小久保 和彦
  • 医院名:インプラント・再生医療センター HD.CLINIC 八幡木歯科医院
  • 住所:埼玉県川口市八幡木1-22-8
インプラント・再生医療センター HD.CLINIC 八幡木歯科医院の詳細はこちら

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