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歯列矯正の期間|治療開始から終わりまでの流れ

歯列矯正には長い治療期間が必要です。それだけに、治療を受けるクリニックや歯医者は慎重に選ぶことが大切です。よい歯医者選びには、まず歯列矯正における治療の流れを理解しておくと良いかもしれません。カウンセリングに始まり、事前診断、治療計画、そして実際の歯列矯正の処置に至るまで、できるだけ詳しく解説していきたいと思います。

歯列矯正の期間1:複数の医院で比較検討する

おそらく、最寄りの駅周辺にも矯正歯科は複数開業しているかと思います。それぞれのクリニックで得意としている矯正法や設定している治療費の価格などが異なりますので、まずは気になるいくつかのクリニックを訪れてみるのはいかがでしょうか。歯列矯正に関する相談であれば、無料で行ってくれる歯医者もいますし、費用がかかったとしても、それほど高くはないはずです。大切なのはいくつかのクリニックを比較して、適切な矯正治療を施してくれる歯医者を探すことです。長ければ2~3年以上のお付き合いとなることもあります。

歯列矯正の期間と関係する治療費計算方法について

歯列矯正にかかる期間には個人差があります。予定より短くなる人もいれば、長くなる人もいます。その際に気になるのが治療費です。しかし、歯列矯正において、2通りの治療費計算方法があることはご存じですか?以下の方法が主な計算方法となっているので、治療の際に参考にしてみると良いでしょう。

タイプ1 総額制

歯列矯正にいくら必要なのか、あらかじめ分かりやすく計算しておきたいなら、総額制で料金を提示している歯科を選ぶと良いです。総額制には治療前、治療中、治療後に関わる費用が全て含まれています。また、治療期間が長くなっても、短期間で終わっても金額は変わらず、調整の回数によって費用が変更されることもないので、費用の目安を把握したい人におすすめです。

タイプ2 処置料別払い

基本料金とその都度行なう治療で発生する処置費用が別途になった、処置料別払い制という支払方法があります。総額制とは異なり、治療回数が多くなると予想される症例では支払い金額が高くなります。しかし、短期間で治療を終えることができる症例なら、治療費を安く抑えることも可能でしょう。

歯列矯正の期間2:レントゲン撮影など精密検査を受ける

矯正歯科で歯列矯正を受けることになったら、まずレントゲン撮影などが行われます。何はともあれ、患者さんの歯や顎の骨の状態がどうなっているのかを精密に検査する必要があるからです。もちろん、患者さん自身が自覚している出っ歯や乱杭歯といった歯列不正は、レントゲン撮影などをしなくてもわかりますが、歯列矯正ではさらに詳しい情報が必要になるようです。具体的には、なぜ出っ歯や乱杭歯が生じているのかや、その他目に見えていない歯列の問題点なども、画像診断によって抽出していくのです。

歯列矯正の期間3:歯医者さんと一緒に治療計画を立てる

レントゲン画像など一通り材料が整ったら、患者さんと歯医者で治療計画を立て始めます。この時、患者さんはどういった歯並びにしたいのかなど、できるだけ希望を歯医者に伝えるようにした方が良いかもしれません。歯医者はそうした要望を踏まえた上で、実行可能な治療法を提案してくれるかと思います。つまり、矯正歯科における治療計画というのは、患者さんと一緒に決めていくものだとお考えください。

歯列矯正の期間4:矯正装置を取り付け治療開始

治療計画が決まったら、いよいよ歯列矯正の始まりです。スタンダードな矯正治療では、ブラケットとワイヤーを歯に設置して、ゆっくりと時間をかけて歯を動かしていきます。歯列全体を矯正する場合は、数年間を要するものだとお考えください。また、矯正歯科の治療法にもよりますが、歯列矯正では何本かの歯を抜歯することがあります。抜歯するタイミングは症例に応じて様々です。それから矯正装置を装着している期間中は、定期的に矯正歯科へ通うこととなるようです。1ヵ月に1回程度通院して、歯がどれくらい動いたのかを確認したりします。また、歯の動きに合わせてワイヤーを調整する必要も出てきます。そうして、治療計画に立てたような状態まで歯並びを改善できたら、治療の完了です。気を付けなければならないのは、ブラケットを外したあとも大切な処置が残っているという点です。

使用する矯正装置によって矯正期間が変わる

歯列矯正にも様々な方法があり、その際に使用する装置の特性で矯正期間に差が生まれます。もちろん、個人も含まれるので、ここで紹介する矯正期間はあくまでも目安として認識しておいてください。

矯正方法1 舌側矯正

矯正力のあるブラケット矯正を、歯の裏側に取り付けて目立たなくした矯正方法が舌側矯正です。ブラケット矯正と同様、症例によって矯正期間は異なってきます。歯列矯正期間の目安としては、3年程度となっています。

矯正方法2 マウスピース矯正

透明で薄いマウスピースを用いて矯正する方法が、マウスピース矯正になります。この矯正方法が適用される方は、歯列の乱れが比較的少ないため、矯正期間の目安は1~2年程です。しかし、装着時間を守らないと、歯列矯正期間は延びてしまいます。

矯正方法3 部分矯正

前歯6本の歯列を整える方法が、部分矯正です。部分的な矯正になるので、全顎矯正よりも短期間で治療を終えることが可能です。歯列矯正期間の目安は3ヶ月~1年程です。

矯正方法3 インプラント矯正(アンカースクリュー矯正)

インプラント(人工歯根)を用いて、歯列矯正を行なう方法がインプラント矯正です。この方法であれば、ブラケット矯正の半分程の期間で矯正を終えることも可能です。インプラント矯正による矯正期間の短縮に期待がもてる一方、対応している歯科が少ないという課題もあります。

歯列矯正の期間5:歯の後戻りを防止する保定期間

保定期間では、リテーナーと呼ばれる装置を歯列に装着します。これは、歯列矯正によって動かした歯が元に戻るのを防ぐ役割を果たしてくれます。矯正歯科での治療というのは、元々の自然な状態から、強引に矯正力を加えることによって、歯を動かします。ですから、放置しておくと、せっかく動かした歯が元の状態へと戻っていこうとしてしまうのです。そうした後戻りを防止するために、1年前後の保定期間に入ることになるようです。保定期間は、患者さんの歯列の状態によって大きく変わることがあります。

特に初めての歯列矯正の際は、矯正期間と同期間保定を行ない、最終的に就寝時だけの保定に切り替えていきます。可能な限り続けていくことが、後戻り防止しに役立つのです。ただし、保定期間やリテーナーの装着時間については、担当医に確認した上でしっかりと守りましょう。

大人と子どもでは歯の矯正期間に違いがある

大人と子供の矯正期間には違いがあり、異なる処置が必要になってきます。ここでは、子供が行なう歯列矯正と、その期間について説明します。

子供の矯正 一期治療

乳児や永久歯が生えそろっていない状態で始めるのが、一期治療という歯列矯正です。この歯列矯正を始める年齢の目安は、小学校低学年ぐらいまでとなります。永久歯が正しく生えるように、顎のバランスを整えることを目的とした治療です。一期治療は、10か月半から1年半という短い期間で治療できることが多いのが特徴です。

子供の矯正 二期治療

永久歯が生えそろった状態で始めるのが、二期治療という歯列矯正です。顎の成長も終わっていることが確認できたら、ブラケット矯正も可能になります。正しい噛み合わせに調整することが目的となる矯正です。この二期治療は、通常の歯列矯正と同じ程の期間が必要になるので、目安としては1年半~2年半程になります。

  • 監修医吉野 真弘
  • 医院名:COJI DENTAL OFFICE
  • 住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町1-1-10
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